大根の効果

夏の大根が採れたのですが、放置気味になってしまい大きくなりすぎました。

今回は人にも配ったのですが、大きすぎて少し渡しづらいので干そうかと思っています。どんな感じにできるのか楽しみです。

大根の栄養ですが、ほとんど目立った栄養素は無いようですね。

加熱しても変わらずだそうです。

 

昔から、大根を食べると消化に良いとか言われます。胸焼け、胃もたれすると大根おろしが食べたくなります。

さっき、胃が重い感じだったのですが。すりおろして、玉ねぎのすりおろしも入れ少し煮温めました。スッキリしましたね。生は少し辛いので少しだけ温めてねw

ただ、この大根の効果なのですが、酵素がたっぷりで、この酵素が消化を促す正体なのですね。

 

*大根の酵素*

ジアスターゼ(アミラーゼ)=でんぷん分解酵素

プロテアーゼ=タンパク質分解酵素

リパーゼ=脂質分解酵素

オキシダーゼ=発がん性物質の解毒酵素

 

これらの酵素が含まれているそうです。

この「リパーゼ」私の話になりますが、以前「急性膵炎」になった事がありますが、膵臓の細胞が破壊されると血液中のリパーゼの量が増えるそうです。急性の場合基準値の数倍、慢性の場合2〜3倍です。急性の場合10日間くらいの間の上昇になるそうです。

10日くらいで退院しましたね。点滴ですぐ痛みは引き、すぐ退院させろさせろと言ってましたがw

リパーゼは膵臓で作られ、十二指腸乳頭部に運ばれ、この経路の何処かに異常が発生すると、血液中に漏れ出し、血中の濃度が上がると。

こういう経緯を辿ったみたいで。

確かに何か体中に流出してはいけないものが体内にうごめいている感じがしたなぁ。あの瞬間、なんかやばい気がすんな、、という感じでしたね。

それから、腹部の激痛。痛いんだよね。思い出す、病院までの移動、痛かったね。なぜ振動で痛みが増すのだろう。。まあいいやw

 

前述の通り「リパーゼ」は脂肪を消化する酵素の一つで、中性脂肪(トリグリセライド)を脂肪酸とグリセリンに分解。分解されることで食物中の中性脂肪は、腸管から吸収できるようになる。

こういうことでして、酵素というものが消化にとって必要だという事がお分かりになったでしょうか。

食材の酵素が分解して、栄養が吸収されるということは、体づくりにタンパク質といっても、野菜から摂れる酵素を摂らないと吸収率は下がるということになりそうです。

豆ばかりボリボリ食っていては効率良くなさそうですねwでも豆類に多く含まれているそうだ。あまり難しく考えなくても良さそう。

 

サンマの塩焼きに大根おろしを添えるのも焦げの発がん物質の解毒を促進するのだろうと思われる。サンマと食べると美味しいよね。食後もさっぱりするし。

辛味成分にはデトックス、アンチエイジングの効果もあるそう。

食物繊維も適量に含まれ、取り過ぎも良くないから大根には含有量は少なめなので気軽にとれていいかもね。

 

*干し大根*

これを干すとね、

カルシウム23倍

カリウム14倍

食物繊維16倍

ビタミンB1、B2が10倍

 

栄養量が増加するそうだ。ただもともと少ないからね。

最近経過観察してるにんにくの熟成。これも水溶性ビタミンB1をにんにくのアリシンが結合してアリチアミンという脂溶性ビタミンに変わります。ビタミンB1誘導体と言われるアリチアミン。強い抗癌作用の成分です。

水溶性は尿などと一緒に排泄されやすいが、脂溶性ビタミンは血液中に長くとどまり、排出されにくいと!

ビタミンB1は体内で糖質をエネルギー化する栄養素です。

糖質を摂るとビタミンB1を使うので、不足でスムーズにエネルギーが作り出せなくなります。

昔ビタミンB1欠乏で起こる「脚気」という病気が流行ったそうで、江戸時代など米をガバガバ食ってたそうで、国民病と言われたそうです。

そういや、子供の頃見たアニメ「一休さん」で将軍さん(3代将軍足利義満)が米の食べ過ぎで脚気にかかって肩をかされてましたねw室町時代だけどw

現代ではここまで栄養が偏る事は無いそうです。

このビタミンB1が不足すると倦怠感や疲労感を感じるそうです。なのでこの暑い時期には積極的に摂りたいですね。

 

干すとビタミンB1も増加しますが、糖質も凝縮されるそうなのでダイエット中の人は気をつけてって言うけど、干し大根で太りました!ってことはないでしょうwwなんでも食べ過ぎはいけません、膵炎は痛いですよ。

 

ではまた。

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