この題の通り自家採取が出来なくなるに至る種子法廃止が国会で成立した。今年4月1日だったそうです。国民に知らされる事無くという事でしたが私は知りませんでした。。
民間企業に種子を開放しなさいという事で、安定していた米の価格も高騰する可能性もあるし、自家採種が罰則を受けるようになってしまうのです。これはなんとしても阻止したい。
以前フェイスブックかこのブログで米国で家庭菜園が禁止されている法律で、自家菜園禁止法があるというということが日本にもやってくる可能性が無いとは言えないよなって言ってたんだけど実現味をおびてくる。
TPP参加から日本がわけのわからないままグチャグチャにされてしまいそうだ。グチャグチャとは裏にとある仕掛けがあって、細かい仕掛けは言えないがとにかくマズイのだ。
日本の水源地が外国企業に買われている事はご存知だろうか、ライフラインである水源を売り渡しているのが今の日本の現状です。
敗戦以来様々な日本骨抜き政策があるが、前回梅干しに使う塩を紹介しましたが、日本人の粘り強さは塩にあり!で、ミネラルなど養分を抜いた塩を同じ塩として流通させたり、目に見えないしたたかな政策は沢山仕掛けられているのだ。
塩ですか!と思うが、知らないだけで驚愕する事実なのだ。
畑に詳しい人と話しているとやはり種が大事であって、良い種を自分で確保するのがいい野菜を作る方法だよなんて言っていたが、本当にそうだと思う。当然の話しでもあるが。
詳しい事はわからないので、ざっくりとなんだけど、安定した種は一般にスーパーなどでならぶような均一なもので、固定種というのはその土地によって出来が違い不揃なのだそうだ。そして固定種は自家採種ができる。
よく年配の人が、昔の野菜はアクがとても強かったけど味も濃いという。
1925年米国でタネ技術者の発見からF1(First Filial Generation)という技術が完成し、このF1の品種が40年前から急速に普及したそうだ。それまでは日本では固定種100%だったのだ。
生育が早く形も安定し、収穫時期が一定で作業効率がいいのがメリットなのだそうだ。
結構生育過程を学ぶ必要があるが、このタネなしの野菜ができるといえば良いのか、リアルに想像するには知識が必要だ。
しかし興味深いのは、この米国での発見、赤タマネギのタネのないネギ坊主を見つけ、雄性不稔種、動物でいう無精子症であり、科学的証明としてミトコンドリア内の遺伝子異常によるものであり、この発見から一代雑種を大量生産を成し遂げたわけであるが、ここから現在の人間の男性の精子量の激減に因果関係が無いとは言えないのではという話である。
遺伝子異常の不自然な物を食べることに問題があるのでは、ということです。
遺伝子組み換え食品を摂取させたマウス実験からも異常が確認されていることからも、食品に関する知識で身を守る事がこれから特に重要になってきていると思います。
今回手にした書物から一部をまとめて書いてみました。
著者は元農林水産大臣であり、TPP批准阻止のため活動されている山田正彦さんです。
野菜配って喜んでいるばかりではいけないね。この事実を知ったらさ。
F1の種子で栽培された米で「みつひかり」という品種があるみたい。確認してみよう。
ではまた。
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